午前4時12分白と黒のパンダ柄のイルカ100匹以上
「アッツ島はこちらですよ・・・」と先導するように現れる
気温5℃、小雨、視界はよし
VHF(船舶用近距離無線)16チャンネルでアッツ・コーストガードを呼ぶ
応答なし
針路を「殺人岬」に向ける、ロシア領時代アレウト人惨殺現場という
午前6時18分Temnac Bayの岩礁が霧の中から見えた
写真上、Murder Pt.(殺人岬)
残雪の山、荒天の後のせいか、流れ昆布が多くスクリューが心配
海鳥多し、ハンプバック鯨ゆっくりウネリながら泳ぐ
午前7時45分Navy Townへ変針
写真上 左にロランタワーと、右山すそにコーストガード司令部庁舎
桟橋は古い木製で接岸はできなそう
海岸線をトラックが走る、Massacre Bayへ向かう
VHF16チャンネルに応答あり
「21チャンネルに変波せよ!」とコーストガード
「本船は日本の帆船、オンディーヌである。水の補給と休養をもとめる。」
岸に数名の人影、車2台に分乗し人影が増える
「この海岸へ、一人だけ、武器一切を持参せず上陸せよ!」
写真上 崩れそうな桟橋とコーストガード司令部庁舎
沖合いに投錨、しっかり効かせる
ディンギィー(小型の足船)を降ろし岸へ向かう
上陸時、追い波にサーフィングして転覆
冷たい海水に、ブルッてしまう
バツの悪い上陸第一歩