BARTLETT COVE(バートレット湾・氷河湾入り口)

10月1日、結局Hoonahには4日間滞在した

「シーズンオフでもあるし、君らはゲストだ・・・」と

係留料の支払いをハーバーマスターは免除してくれた・・・

「いろいろ、ご迷惑をかけました・・・有難うございます・・・」

 

07時45分、出港、木こり達も斧やチェンソーを満載して入り江の奥へ出発・・・ここは森林伐採の基地の村でもある

写真上  森が広範囲に伐採されている(写真クリックしてください)

今はひき潮であるが、桟橋の支柱の高さで干満の差が分かる・・・

観光ばかりが産業ではないのは分かるが、観光客は禿山を見たくない・・・

 

11時10分、Ancon Rk.ブイ正横

ブイがあるので安心出来るが、非常に浅く波も悪い

北に転舵しバートレット湾へあと5海里である・・・

 

12時、氷河湾国立公園の桟橋に舫いを取る

写真上  氷河は見えない・・・

 

上陸、公園案内事務所は閉鎖されていた

ビジターセンターの巡回中の職員の車で更に奥にある

National Park Serviceの事務所へ送ってもらう

来年夏、再訪の情報収集である

 

6月1日~8月31日までの氷河湾入域は予約制になっている

二ヶ月前に第三希望日まで明記し申請する

一日25隻までしか入域できない

滞在は最長で7日間

48時間前にVHF(無線)か電話で予約の確認

予約確定日以前に到着し、VHF(無線)をスタンバイし指示を待つ

6月4日~15日が最も希望者が多い・・・次は夏休み期間

入域前に公園管理官からレクチャーを受ける・・・動物達の聖域範囲、ゴミ持ち帰り、トイレの排水基準、停泊場所の指示等々

 

今回は規制期間外なので、無線申告のみで数日後の入域許可をもらう・・・

桟橋の柱とマストが絡みそうで湾奥へ移動し投錨する

 

ジェイと釣ったキングサーモンは脂が乗りすぎだ・・・

刺身一切れで口の中は脂で一杯だ・・・調理法を工夫しなくては

軽く炙り、ポン酢と大根下ろしでとか・・・肝心の大根は無いけど・・・

写真上  蟹かごを入れたら大漁・・・折り重なるように入っている・・・ダンジネスクラブ(イチョウガニ)です

 

蒸しカニ、カニ豆腐、カニオムレツ、かにの味噌汁・・・至福の夕食!

 

講談社現代新書・弓削達著「地中海世界 ギリシアとローマ」読了・・・歴史の本にしては著者の人柄が伝わる・・・いい本だった