8月15日、入院中にNHKの番組に見入っていた
ニューヨーク・ワールド・トレードセンター他のテロ当時運輸長官であった
日系2世のノーマン・ミネタ(峯田良雄)氏のインタビューである
前出のTASAKAさん同様、MINETAさんも
強制収容所に隔離された世代だ
テロ後のアラブ系や回教の信者に対する差別、迫害に異議をとなえた
勇気ある行動のリポートである
今行われている差別、迫害はかつて日系人に対し行われた
「過ちの繰り返し」であると発言し行動した
アメリカという国は
時々集団ヒステリーを起こす(日本もそうかも知れない・・・)
巨大な力を持つ国だから、影響は計り知れない・・・
「BAND WAGON」
「RED SCARE(赤狩り)」など
アメリカの体質は
得体の知れないモノへの強い恐怖感持つことである
そして解決法は「暴力、戦争」に頼ることも多い
民主国家とは思えないことが起こる
この状況下でのMINETAさんの行動は
「正義とは何か」を考えさせられた
この番組の残念なことを一つ揚げると
インタビューアーがお粗末すぎたこと
渡辺謙は有名人かも知れないが
あまりにも無知で勉強不足・・・
MINETAさんとの気持ちがかみ合わない
この人選は失礼すぎると感じた
私達も旅の途中に多くの日系人に出会い、助けられた
そして「勇気、正義、プライド・・・」について
考えさせられた出会いが多くあった
それは、旅からもらった宝物である・・・