異例、備蓄燃料の入手

次の燃料補給可能な港を司令官に問う

「入国審査ができる開港はダッチハーバーである。」

「コーストガードとしての見解は直行を望む。」と

司令官は、ジュノーの本部へ連絡し

備蓄の軽油をわけてくれることになった

85ガロン137ドル45セント

1リットル40セント、日本円で50円!!

副長から注意事項

「Kiska島は軍部が新兵器の実験に使っているので近づくな!」

「Amchitka島は核実験場であったので近づくな!」

キスカ島はアッツ島玉砕後、日本軍が奇跡的撤退に成功したところ、アムチトカ島は「江戸時代の漂流民、大黒屋光太夫」が4年間過ごした島と言われている。非常に興味があったので残念である

サッポロビールの礼として「Henry Weinhard’s」なるビール1ケースを土産に頂いた・・・こくのある地ビールの風味だ

出航準備、船内整頓 海図に予定コースをひく、ダッチハーバーまで776,1海里 6日半

「ダッチハーバーの入管には連絡済みである」

「本日、補給船入港で明日は全員荷揚げ作業、多忙につき出航手続きは省略する、天候は安定している、出発はご自由に」とVHF