チーフエンジニア氏が電動ドリル、ドリルの刃、タッピング、ボルトなど工具袋に入れて持ってきてくれる。パーツはすべて鉄であるが、短時間(ヴァンクーバーまで)の使用であるし、錆びてしまったほうがフィットしていいだろう
「私は今日忙しい・・・君一人で出来るよ・・・」と帰っていった
両脇から鉄の副木を叩き込み、船内もチェック
ドリルで穴を開けタッピングでねじを切る
シリコンをつけてボルトをねじ込む
ステイ、ハリヤード ロープ類でマストを固める
写真上 「グットジョブ!!」作業終了
上出来の修理である。チーフエンジニアーの段取りと早い仕事ぶり、やれることは自分でやれ・・・の精神、見栄えよりも実質、これが「アラスカ魂・・・インディペンデント!!」だ
恐る恐る「請求額は・・・?」と聞くと「いらない!」と言う
「アラスカ人は困っている人には援助をする、いつか君が誰かを助ければいいことだ・・・」
この一言に、おいらはシビレてしまいました・・・。
なれない作業で腰が痛い