8月21日
ダグの船が帰ってきた
ピーターパンからVHF(無線)で連絡
今日の飛行便リストに君の荷が乗っていると
ヒッチハイクで飛行場へ
低い雲の中からYSー11が着陸する
日本製の飛行機になんだか感激する
部品ではなくオイルプレッシャーの完成品がはいっていた
手馴れた手つきでラリーがエアーを抜きながら装着
風雨の中港外で試運転
若干ふらつくも問題なし・・・マッチングし安定する
手紙には船の長さ、重量はこの機械にマッチしているが
この船が敏感すぎるので
もうひとつ大きめのオートパイロットの選択がベストだと
条件が一つ、コディアックの正規代理店で「装着の検査」だ
写真上 朝夕の散歩・・・寒くなってきた
アラスカの夏はもう終わるという
ダグも早く南下せよと
ダグの船の給油時、我々も給油・・・ダグが支払ってくれる
この夜、海図、水路誌を前に
これからのルート上の避難港、湾のレクチャーをうける
アメリカ・ワシントン州ベーリングハム(Bellingham)の住所を貰う、ダグの自宅である
「困ったことは、いつでも連絡せよ」と
12日間の停滞でマストも自動操舵も修理は完成・・・気力も充実
天気図を検討
明日、出航を決める
この後、ダグにはヴァンクーバー、ベーリングハムでもお世話になる